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今年のインフルエンザの流行は長期化するかもしれない:A香港型も増加

2018-02-15

厚生労働省は9日、全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が、1施設当たり54・33人と3週連続で最多を更新したと発表しました。インフルエンザウイルスの流行株はA型が2種類、B型が2種類で、通常1シーズンにA型もB型も1種類ずつ流行します。今シーズンの流行株は、A型が2009年パンデミック型、B型がビクトリア山形株でした。しかし現在、検出されているウイルスはB型が最も多く、続いてA香港型が、2009年パンデミック型を追い抜きました。。3種類が同時に流行するのは、今まで経験したことがありません。今シーズンは、B型主流の流行で始まり、2009年パンデミック型のA型が増加し、今、A香港型が増加しています。1シーズン3回、インフルエンザに罹患する可能性もありますので、これからも油断しないで、せきエチケットや手洗いを徹底してほしいとおもいます。

また、今後A香港型の流行により流行期が長期化することも心配です。

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