こどもの虫歯を防ごう。シュガーコントロールをご存知ですか?
2018-10-26
糖分の摂取をコントロールすることで、虫歯菌の栄養になるものを少なくし、菌の繁殖を抑えることができます。口の環境を整えることで、虫歯になりにくい習慣を身につけましょう。具体的なコントロールの仕方は、次の[注意したいおやつ]の3項目を意識しましょう。
【注意したいおやつ】
①砂糖の量が多いもの
甘いおやつに気を使っていてもジュースを飲んでしまったら台無し…。ジュースにも砂糖が多く入っていますよ!水や麦茶など無糖の飲み物を選びましょう。
②口の中に長く留まりやすいもの
キャンディーなど長時間口の中に留まると虫歯発生率が高くなるそうです。それはおやつのダラダラ食いにもつながることです。決まった時間内におやつを食べましょう。
③歯にくっつきやすいものは避ける
キャラメルやスナック菓子など食べかすが残ると②と同様、口の中に留まりやすくなります。
子どもに甘いものはダメ!!と我慢させすぎるのもちょっとかわいそうですよね。無理なく出来るようでしたら実践していただきたいですが、逆にストレスが溜まってしまっても嫌ですね。1日〇個までなど親子でルールを決めてみるのもよいかもしれません。また、果物やさつま芋など自然な甘さのものを選ぶとよいでしょう。口溶けのよいヨーグルトなども◎。
上記の内容を意識しておやつを与えていただければ、少しでも虫歯の発生を抑えることができると思います。もちろん、食後の歯磨き、歯間ブラシやデンタルフロス(歯間用糸)などでの、仕上げ磨きがとっても大切!しっかりみてあげてくださいね!
「シュガーコントロール」を意識することで、食生活を見直すきっかけにもなると思います。出来るところから試してみてください。