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トイレのふたを占めないで流すことで感染性胃腸炎になる?

2012-12-02

英、リーズ大学のMark Wilcox教授らの調査により、用を足した後に、トイレのふたを閉めないで水を流すと、便の中のノロウイルスなどの微生物が空中に拡散し、細菌感染する可能性が高くなることが判明したそうです。Mark Wilcox教授らは、用を足した後に、トイレのふたを閉めずに水を流した場合の、微生物の飛距離と滞空時間を測定。結果、トイレの便座の上空25.4cmまで微生物が飛散し、90分間も空中に浮遊していることが判明したと言っています。

ふたを閉めずに水を流すことにより、便座だけでなく、床を含むあなたの周辺に細菌が拡散し、嘔吐下痢症といった疾患に感染する可能性があるそうです。日本の和式便所には、ほとんどふたがなく、近年、小学校などでは、トイレ専用の履き物を設置しないところも多いため、これらの改善で学校内感染も減らせるかもしれませんね。

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