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同時接種の安全性に関する報告

2013-01-22
現在、アメリカでは2歳までに24ものワクチン接種を小児に行っています。これに比べ、日本は定期接種で7種類(母子手帳みてみてください)、富士市では公費接種になっている肺炎球菌、ヒブワクチンを加えても9種類ですので、まだまだ少なく、本来は防げる感染症が残っていることになります。
少ない日本の接種でもスケジュールを組んでみると結構タイトになりますので、24ものワクチンでは同時接種で一回に何本ものワクチンを打たないとならないことは、おわかりになると思います。
今回、ワクチンの接種スケジュールに関して米国医学研究所(IOM)が安全性と効果を保証する報告をしたと米国小児科学会が伝えています。これは、日本の厚生労働省に当たる米国保健福祉省(HHS)が、IOMに評価を依頼していたものです。
日本より接種しなければならないワクチンの数が多くて、同時に5本までのワクチン接種を普通に行っているアメリカで、2歳までに24のワクチンを接種し、かつ5本までの同時接種となる予防接種スケジュールが安全と保証されたお話です。
このような記事を読むと、安心してワクチンの接種を行うことができますね。
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