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栄養士講座 「供食」について知っていますか

2022-10-20

食欲の秋がやってきます。

こどものいるご家庭では、家族みんなで一緒に食卓を囲んでいるでしょうか。
昨今新型コロナウイルス発生に伴い、食事については「料理に集中、おしゃべりは控えめ」とされています。

食卓において、気を付けることは大切ですが、こどもたちの供食(食事を家族や仲間などと一緒に食べること、何を作ろうか話し合って一緒に料理をすること、食事の後においしかったねと話すことも含まれます)の機会を無くさないようにしましょう。

食事を共にすることと、健康や良好な食生活を送ることに関連があることが分かっています。誰かと食事を共にする頻度が高い人は、心の健康状態について「気が散る、根気がないなどの自覚症状が少ない」こと、食生活について「野菜や果物などの食品の摂取頻度が高い」傾向がみられるそうです。

孤食(一人で食べること)がほとんどなく、毎日誰かと食事を共にしている人は、毎日「主食・主菜・副菜」をそろえていて、食事のバランスが良い傾向にあります。誰かと一緒に食事をつくったり食べたりすると、美味しさも楽しさもアップすることを忘れないでくださいね。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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