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栄養士講座「こどもの肥満について」

2022-09-20

こどもの肥満は、体に過剰な脂肪が蓄積されている状態で、主に肥満度というものを使って評価します。
肥満度は、標準体重に対して、実測体重がどのくらい上回っているのかを示すもので、成長曲線の身長と体重のバランスをみます。
・幼児で15%以上が太り気味・学童で20%以上が軽度肥満とされ、成長曲線のカーブに沿って、身長と体重が伸びているのかを確認することが大切です。
成長曲線と肥満度どちらも併せて評価をして、急激な増加や伸び止まりがあれば医師に相談するようにしましょう。
肥満は、生活習慣病の原因となり、糖尿病、脂質異常症、高血圧などを発症することがあります。また、こどものころから肥満だと動脈硬化が進行することがあり、脂肪肝や睡眠時無呼吸を起こすこともあるとされます。
肥満を予防するには、1日3食バランスよく食べることが基本です。
また、なるべく毎日、同じ時間に食事をすることも大切です。
食事は適切な量を摂取して、極端なおやつ・間食を減らしましょう。
栄養相談では肥満予防についての相談も実施していますのでご利用ください。

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