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栄養士講座「もしもの災害に備えましょう」

2022-02-28

暦上では春が近づいてきました。

皆様のご家庭では災害時の備えとして、食品などの備蓄をしていますか。
大きな災害時には、物流機能が停止し、食品が手に入りにくくなります。電気・水道・ガスなど、ライフラインの停止もあるかもしれません。そこで最低 3~7日間×家族分 の食品の備蓄が必要といわれています。非常食と呼ばれる、アルファ米や、長期保存食品と併せて、普段日常使用していて、災害時にも食べられるものを、ローリングストック(普段の食品を少し多めに買い置きして、食べたら買い足すこと)をしておくことが大切です。
必需品は水です。 1人1日3ℓ程度×日数×家族の人数分 用意 しましょう。赤ちゃんや、高齢者などの配慮が必要な人のものを、選んでおくことも重要です。粉ミルクや液体ミルク、哺乳瓶や紙コップ、使い捨てスプーンを入れておきます。レトルトの離乳食も備蓄が推奨されています。他にも、好きな食品や飲み物など、普段から食べているものを入れておくと、安心感が得られるといわれています。
賞味期限を見ながら、上手に備蓄してもしもの災害に備えましょう。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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