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栄養士講座「体内リズムと生活リズムをそろえよう」

2022-11-02

毎日同じ時間に起きて食事をすること、生活リズムを整えることはとても大事なのですが、何故なのか知っていますか?

人間が健康に過ごすために欠かすことのできない体内時計は、光と関係があり、太陽が昇っている間は活動的に、沈んだら休むように働きかけています。

一日単位で睡眠や体温調節、血圧などの変化を司る機能でもあります。

この体内リズムが自分の生活リズムとずれてしまうと、体にとって大きなストレスになり、体と心のバランスが保てなくなったり活動が億劫になったり、感情が不安定になってしまうことがあります。

体内リズムと生活リズムのずれを無くすには、朝食をしっかり摂ることが大切です。朝食を食べるには、前日の夕食の時間も影響しますね。夕食が遅いと朝寝坊して朝食を食べる時間がない、お腹が空いていなくて食べられないなどの悪いリズムが出来てしまいます。

朝起きて、太陽の光を感じて朝食を食べることがずれを無くすスイッチです。こどものうちに、快適なリズムをしっかり体で覚えることが大事ですね。

平日と休日の生活リズムも、なるべく同じ時間になるようにしましょう。

 

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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