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~院長講座~ 「今年の小児のインフルエンザワクチンは経鼻が使えます」
2024.08.11
今年9月末に、鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン(フルミスト)が発売になり、今年のインフルエンザワクチンの選択肢が増えます。
下記のメリットデメリットを踏まえて、今年のワクチンを選んでいただければと思います。
この経鼻のワクチンは2003年にアメリカで承認され、2011年にはヨーロッパでも承認されました。すでに外国では使われており、カナダ、イギリスなどでは小児における推奨ワクチンとされています。
日本では、2歳から19歳未満の方が接種できます。(海外では49歳まで可能)
このワクチンは、インフルエンザウイルスが体に侵入する入り口である鼻の粘膜に直接生ワクチンを噴霧することで抗体を作ります。
なお注射のワクチン同様A型B型両方のインフルエンザに効果があります。
また、富士市のこどもインフルエンザワクチン助成の対象です。
<メリット>
1)痛い注射をしなくても良い
2)乳幼児で有効と言われている
3)接種回数が小学生以下でも1回でよい
4)鼻粘膜の表面に免疫を作るので高い感染防御効果を期待できる
5)効果の持続が注射によるワクチンより長い
<デメリット>
1)接種対象年齢が限られる(2歳~19歳未満:19歳の誕生日が来ると接種できません)
2)接種後約50%の方に軽いカゼ様症状(鼻水・咳など)が、約10%の方に発熱がある
3)接種できない方がいる(下記を参照)
4)注射のワクチンより値段が高い。
5)供給量が少なく、すべての希望者に接種できない可能性がある
6)接種時に鼻水が多いと効果が薄れる可能性がある
接種できない方:1)ゼラチンアレルギーの方、2)妊婦さん、授乳婦さん3)アスピリンを内服中の方、
4)免疫を抑制する薬(内服のステロイド、サンディミュン、ネオーラル、イムランなど)を内服、注射している方
※接種価格
- 富士市在住の2歳~高校3年生相当年齢/7,500円 ●一般/8,500円
中山医院 院長 中山豊明
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