手足口病
2015-08-14
昨日、ネットのニュースで手足口病の記事を見ました。
乳幼児の手や足、口の中などに発疹ができる手足口病の患者数が、過去最多だった2011年7月中旬に迫る勢いで増えていることが11日、国立感染症研究所が発表した速報値でわかった。
感染研は、流行が9月頃まで続く恐れもあるとみて警戒を呼びかけている。
手足口病はエンテロウイルスの感染(糞便➡口感染と飛沫感染)により起こりますが、このウイルスの面倒な所は、長い流行を作りやすいことです。理由として3つあります。
① タオルや食器、テーブルなどについても直ぐには死なないこと
② 最初の一週間から10日ほどは口の中(唾液)に沢山、その後も2~3週間は便に排出されること
③「不顕性感染」といって、罹っていても症状が出ない人がいること(人にうつせる状態がわからない人がいる)
です。
予防法は標準的予防(手洗いなど)くらいしかないのですが、上記の様に、すぐに死なないウイルス(消毒用アルコールにも強い)なので、タオルを共用すればうつります。
手を洗ったあとは、ペーパータオルにするなど、注意しましょう。