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栄養士講座「便秘について知っておきたいこと」

2022-05-27

梅雨時期になりました。体調管理は出来ていますか?
食べ物を食べると、栄養の大部分は小腸で吸収、その残りは大腸へ送られます。水分は小腸と大腸で吸収されるので、大腸を移動している間にどんどん吸収されて、便塊を作り、排便されます。
排便の回数は1日2~3回から2~3日に1回くらいまで、人によって幅があるため、排便習慣で全く苦痛が無ければ必ずしも便秘と考えなくても良い場合があるとされます。
便秘の原因は様々で、
 便を押し出す力が十分でない
 食事の摂取量が少ない
 病気のため などがあります。
便秘予防には、規則正しい食習慣を持つことが大事です。食事量が少なくて、食物繊維の量が減ってしまうことで便秘になることも。食物繊維以外にも、水分や脂質を適量摂取しているかも気にしてみてください。腸内環境も大切です。プロバイオティクスとは、有益な効果を与える微生物(乳酸菌やビフィズス菌など)のこといい、腸内環境の改善に役立つといわれています。これらは摂ってすぐに効果がでるわけではなく、継続的に摂取することが良いとされています。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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