Web受付はこちら
一般診療・発熱外来と予防接種の入口・待合室は別々にご用意してあります。
院長講座 「 小児の血便 」
2025.12.25
小児、特に赤ちゃんのうんちは、私たちのように同じではなく色々なうんちがあります。
回数、柔らかさ、色、様々です。色ひとつとっても緑色、黄色、茶色、白っぽい場合もあります。今回はこのうちの赤・黒、血便に関してお話ししたいと思います。
まず、鮮やかな赤色であれば肛門近くからの出血、黒色であればもっと上部の胃や十二指腸からの出血が疑われます。
肛門近くからの出血の原因としては、
- 便秘などの物理的刺激による切れ痔)や、いぼ痔
- リンパ濾胞増殖症(リンパろほうぞうしょくしょう:腸管にあるリンパ組織が増殖し、軽い刺激で一時的に出血する、赤ちゃんによく見られる現象)
- 腸重積や腸炎による大腸からの出血など
が考えられます。また、まれですが、重症のアレルギーでも血便を伴うことがあります。乳児期早期で、血便で外来に来られる赤ちゃんのほとんどが、リンパ濾胞増殖症です。
一方、黒色の血便は胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの出血で起こることがあります。赤ちゃんでは非常にまれですが、緊急性が高いことが多いです。また、大きくなってから見られる様になるもので、普通のうんちの中に黒いカスのようなものが混ざることがあります。これは、大腸のひだに残って時間が経って固まったうんちが混ざって出てくるもので、宿便といいます。
危険な出血のサインと病院受診の目安ですが、大切なことは、本人の状態と出血の量・続く時間です。下痢や発熱、腹痛などの症状がある場合は、腸重積症や腸炎など緊急対応が必要な病気の可能性があるため、夜間や休日でも受診が必要です。また、症状がなくとも、黒色便が出る、1回の出血量が多くおむつ全体が血で染まる、出血量や頻度がどんどん増えていく、1週間以上出血が続く、といった場合にも受診しましょう。
受診の際には、便を写真に撮るか、実際におむつを持参すると診断の助けになります。また、内服薬や食べたものなども医師に伝えるようにしましょう。
最後に、血便に見えても、血ではないこともあります
人参やトマト、スイカなどの赤い食べ物や野菜ジュースを飲んだ後には、血便のように見える赤い食べ物のカスが混じった便が排泄されることがあります。青汁や海苔を食べた後や、鉄剤の内服中は、真っ黒の便が出ることもあります。
また薬剤による影響として、セフジニルという抗菌薬や咳止め薬でも、赤色便がみられることがよく知られています。
院長 中山豊明
診療日・受付時間
午前診療分・午後診療分をAM7:30からWeb受付を開始します
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
| 8:30~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 13:00~15:00 | ※1 | ⁄ | ⁄ | 心臓検査日 | ⁄ | △ |
| 15:00~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ⁄ |
※1 管理栄養士相談日 14:30~17:30
※乳児健診は完全予約制です。
※キャッシュレス決済に対応しています。(PayPay、クレジットカード)