2013.04.01
中山通信子どもの食生活をチェック
スナック菓子、ハンバーガーやフライドポテト、清涼飲料水、etc。子供たちが大好きなこうした食品は、どれもエネルギーが高く、太りやすい食品です。同時に、栄養面は偏りがあり、とりすぎに気をつけたい食品でもあります。
肥満から、高血圧や高脂血症、脂肪肝など、大人なみの生活習慣病を抱える子供もめずらしくありません。
お子さんの日頃の食生活を、一度、見直してみませんか?
1.おやつの時間と量を決めよう。
市販のお菓子やジュース、清涼飲料水がいつも手近にあり、子供が好きなだけ食べていませんか? 子供にお金を与え、好きなだけ買い食いさせるようなことはありませんか? 市販のお菓子やジュース類はエネルギーが高く、とり過ぎに注意が必要です。おやつの時間と量を決めたいですね。できれば手作りのおやつや、果物なども取り入れてみては?
2.食事をファーストフードですませるのは極力やめよう。
子供たちが大好きなハンバーガーとフライドポテトの組み合わせは、エネルギーが高い反面、栄養面は偏りがあります。時々、利用するのは子供も喜び、便利な面がありますが、頻繁にならないよう気をつけたいものです。
3.朝ご飯を抜くことはありませんか?
1日3食の食事は、大人にとっても健康的な食生活の基本です。まして、成長期の子供なら、なおさらのこと。朝は、忙しくてもきちんと食事をとらせてあげてください。
4.夕食が夜8時以降になっていませんか?
夜は消化機能が活発になり、同じ量を食べても脂肪が増えてしまうと言われます。また、子供は夕食が遅いと、待ちきれずにお菓子を食べてしまいがち。夕食は、できるだけ7時前にとりたいものです。
5.食事と食事の間のダラダラ食いはやめよう。
食事と食事の間に間食をしたり、何かをしながら「ながら食い」をする習慣はなくしたいもの。だらだら食べると、3食のリズムがくずれ、食べすぎにつながります。
6.水のかわりに牛乳、ジュース、清涼飲料水を飲んでいませんか?
牛乳やジュース、清涼飲料水はエネルギーが高く、水代わりに飲むとたちまちエネルギーのとりすぎになります。いつも冷蔵庫には麦茶やミネラルウォーターといった、エネルギーのない飲み物を入れておきたいものです。
7.子どもひとりで食事をするのはやめよう。
食事は、やはり家族そろって、楽しい雰囲気でとりたいもの。子供ひとりの食事は、好きな物だけ食べたり、食事のマナーが身につかないといった心配があります。また、栄養は満ちても、満足感のない食事となってしまいがちです。