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今年のインフルエンザの流行は早いかもしれない

2016-10-27

沖縄県でインフルエンザが流行しています。那覇市や浦添市では、定点あたりの患者報告数が10人を超え、注意報を発令しているようです。全国的には大きな流行にはまだ至っていませんが、今季は例年よりも流行時期が早く、学年・学級閉鎖も増えつつあります。

国立感染症研究所によると、第41週(10月10日~16日)の患者報告数は、全国で1,158人。定点あたりの患者報告数は0.24人。都道府県別では、沖縄県の7.03人が突出しています。定点あたりの患者報告数が1を越えると流行となります。首都圏でも学級閉鎖が9月からみられます。

ここからは私論ですが、例年RSウイルス感染の流行が終わるとインフルエンザの流行が始まる傾向にあります。今年は、夏の終わりの早い時期からRSウイルス感染の流行がありますので、RSウイルス感染の流行が例年より早く終わることを考えても、インフルエンザの流行が早くからくることも予想できます。

ワクチンを早めに打った方が良いかもしれません。

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