インフォメーション

栄養士講座「運動と食事」

2022年11月30日

運動をしている、活動量が多いお子さんのお食事について考えてみましょう。
私たちの体は、体を動かすために燃料となる栄養素がないと動くことができません。

活動量や運動量が多い場合は、エネルギーを大量に消費していますので、それに見合うエネルギーや栄養素の摂取が必要です。大切な成長期ですので、まずはご飯などの炭水化物をしっかり摂ること、その上で良質のたんぱく質(肉類、魚介類、卵など)やカルシウム、鉄、ビタミンなどを多く含む食事を摂るようにしましょう。運動をしているから特別な食事が必要なわけではなく、栄養素がしっかりとれる、バランスの良い食事をすることが重要です。
炭水化物と脂質はエネルギー供給のメインになります。そして、筋力アップのためにたんぱく質が必要ですね。障害の予防やコンディションを保つためにはビタミンとミネラルの摂取が大切です。そもそもビタミンには、摂取した炭水化物、たんぱく質、脂質のエネルギー代謝を助ける働きがあります。食べたものを上手にエネルギーとして利用するためには、それぞれの栄養素が関係していることを知り、偏った食事にならないようにしてくださいね。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

院長講座「アデノウイルス感染症」

2022年11月02日

アデノウイルス感染症はいわゆる「かぜ」の一種で、アデノウイルスの感染で起こる病気です。

このウイルスは51の型があり、一度感染しても免疫ができにくく繰り返しかかることもあります。

夏に流行する プール熱と流行性角結膜炎 は、アデノウイルス感染症の一種です。

感染力が非常に強く、

●せきやくしゃみなどで出た唾液から感染する「飛沫感染」

●唾液や涙や便、尿などがついたものを触って感染する「接触感染」

などが感染経路です。

ウイルスの型によって症状が異なり、大まかに以下の5つの症状で分けられます。

①高熱と結膜炎を伴うプール熱(咽頭結膜熱)

②目の充血や目やに・涙目などがみられる流行性角結膜炎

③高熱や咳や咽頭痛などの気道感染症

④腹痛、嘔吐や下痢などの胃腸炎

⑤排尿痛や血尿が出る出血性膀胱炎があります。

アデノウイルスには抗菌薬は効かないため、解熱剤などの対症療法が治療の基本となります。

予防は、通常の感染予防である手洗いとうがいが基本です。

また、タオルや食器などを共有すると、唾液や鼻水、涙などに含まれたウイルスが感染するので、共有はしないように。

便、尿からもウイルスが排泄されますので、おむつを替えたときには手指の消毒も大切です。

アデノウイルス感染症の中で、咽頭結膜熱(プール熱)と流行性角結膜炎のみ、出席停止となります。

栄養士講座「体内リズムと生活リズムをそろえよう」

毎日同じ時間に起きて食事をすること、生活リズムを整えることはとても大事なのですが、何故なのか知っていますか?

人間が健康に過ごすために欠かすことのできない体内時計は、光と関係があり、太陽が昇っている間は活動的に、沈んだら休むように働きかけています。

一日単位で睡眠や体温調節、血圧などの変化を司る機能でもあります。

この体内リズムが自分の生活リズムとずれてしまうと、体にとって大きなストレスになり、体と心のバランスが保てなくなったり活動が億劫になったり、感情が不安定になってしまうことがあります。

体内リズムと生活リズムのずれを無くすには、朝食をしっかり摂ることが大切です。朝食を食べるには、前日の夕食の時間も影響しますね。夕食が遅いと朝寝坊して朝食を食べる時間がない、お腹が空いていなくて食べられないなどの悪いリズムが出来てしまいます。

朝起きて、太陽の光を感じて朝食を食べることがずれを無くすスイッチです。こどものうちに、快適なリズムをしっかり体で覚えることが大事ですね。

平日と休日の生活リズムも、なるべく同じ時間になるようにしましょう。

 

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

栄養士講座 「供食」について知っていますか

2022年10月20日

食欲の秋がやってきます。

こどものいるご家庭では、家族みんなで一緒に食卓を囲んでいるでしょうか。
昨今新型コロナウイルス発生に伴い、食事については「料理に集中、おしゃべりは控えめ」とされています。

食卓において、気を付けることは大切ですが、こどもたちの供食(食事を家族や仲間などと一緒に食べること、何を作ろうか話し合って一緒に料理をすること、食事の後においしかったねと話すことも含まれます)の機会を無くさないようにしましょう。

食事を共にすることと、健康や良好な食生活を送ることに関連があることが分かっています。誰かと食事を共にする頻度が高い人は、心の健康状態について「気が散る、根気がないなどの自覚症状が少ない」こと、食生活について「野菜や果物などの食品の摂取頻度が高い」傾向がみられるそうです。

孤食(一人で食べること)がほとんどなく、毎日誰かと食事を共にしている人は、毎日「主食・主菜・副菜」をそろえていて、食事のバランスが良い傾向にあります。誰かと一緒に食事をつくったり食べたりすると、美味しさも楽しさもアップすることを忘れないでくださいね。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

栄養士講座「こどもの肥満について」

2022年09月20日

こどもの肥満は、体に過剰な脂肪が蓄積されている状態で、主に肥満度というものを使って評価します。
肥満度は、標準体重に対して、実測体重がどのくらい上回っているのかを示すもので、成長曲線の身長と体重のバランスをみます。
・幼児で15%以上が太り気味・学童で20%以上が軽度肥満とされ、成長曲線のカーブに沿って、身長と体重が伸びているのかを確認することが大切です。
成長曲線と肥満度どちらも併せて評価をして、急激な増加や伸び止まりがあれば医師に相談するようにしましょう。
肥満は、生活習慣病の原因となり、糖尿病、脂質異常症、高血圧などを発症することがあります。また、こどものころから肥満だと動脈硬化が進行することがあり、脂肪肝や睡眠時無呼吸を起こすこともあるとされます。
肥満を予防するには、1日3食バランスよく食べることが基本です。
また、なるべく毎日、同じ時間に食事をすることも大切です。
食事は適切な量を摂取して、極端なおやつ・間食を減らしましょう。
栄養相談では肥満予防についての相談も実施していますのでご利用ください。

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