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栄養士講座「必要な水分量について」

2022-08-01

今年は暑さがとても厳しいですが、上手に水分を摂っていますか?
水分は体を構成する大切な成分で、幼児で約70%、成人男性で約60%、成人女性と高齢者で約50%程度は水分が占めています。
体内の水分を20%失うと死亡する恐れがあるといわれ、水は人間にとってとても大切なものです。健康のために水を飲もうという取り組みが、厚生労働省後援のもと行われています。
熱中症だけでなく、脳梗塞、心筋梗塞など様々な健康障害を予防するためにも
こまめに水を飲みましょう。喉が渇いたと感じたら脱水の可能性もあります。
朝起きたとき、入浴後、寝る前、スポーツの前後に水分を摂るようにしてください。

1日の必要な水分摂取量は、成人の場合、食事から0.6~1ℓ程度・飲み水で1.2ℓ程度・体内で作られる水(代謝水)が約0.3ℓ程度とされています。子どもの水分の目安は年齢によって異なりますが、体重1㎏あたり、2歳児で115~125ml(体重12㎏の場合約1400ml)6歳児で90~100ml(体重19㎏の場合約1800ml)必要とされています。

水分補給は、早めにこまめにおこないましょう。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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