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栄養士講座「炭水化物(糖質)は適量摂取が大事です」

2021-10-29

日々秋めいて紅葉が待ち遠しい季節です。

さて、皆さんは炭水化物と糖質の違いを知っていますか。いわゆる糖質とは、消化・吸収にすぐれていて利用しやすいエネルギー源になるものです。食物繊維は、エネルギー源になりにくいですが、さまざまな生理機能があります。この糖質と食物繊維をあわせて、炭水化物と考えます。

最近では、糖質オフなど、炭水化物自体を減らすダイエット法などが注目されていますが、そもそもヒトが活動するエネルギー源として、炭水化物は欠かせません。

1日に摂取するエネルギー量のうち、50~65%エネルギー比が必要とされています。例えば、1日に2000Kcal摂取なら、そのうちの1000~1300Kcalは炭水化物から摂取することになります。

もちろん糖質を摂りすぎると、エネルギー過多や体内で脂肪に変わって蓄積されます。

減らし過ぎても、エネルギー不足、栄養素のバランスの崩れが起こりやすいなどがあげられます。

糖質は自分にあった適量を知って摂取することが大切といえます。

 

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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