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~栄養士講座~「ビタミンとミネラルの摂取について」

2024-06-25

野菜を食べることは、私たちが健康に元気に生活を送るために大切なことで、それはおもにビタミン、ミネラル、食物繊維の摂取源になるからです。ビタミンやミネラルは、肉や魚に含まれるたんぱく質や、米や穀類に含まれる炭水化物など、体をつくる、エネルギーになる栄養素がうまく働くように補助する役割があります。ビタミンC、カリウム、食物繊維は野菜から摂取する割合が多いと言われていますので、野菜不足だと影響が出やすくなります。

大人で1日350g以上の野菜の摂取が推奨されていますが、実際の摂取量は280g前後約70g足りていないとの報告があります。特に、20~40代の若者や中年層に不足しており、これは朝食の欠食や外食の回数が増えたことによると考えられています。 70gの野菜がどのくらいかというと、トマト1/2個または玉ねぎ1/4個くらいです。こどもの頃から野菜を食べる習慣を持って、不足しないようにしたいですね。

とはいえ、苦手であまり食べられないこどももいます。切り方や調理方法によって、独特な食感やにおいが和らぐこともあります。例えば、生野菜ではなく短時間加熱をしてみたり、下茹でをしてから炒めてみたりすると食べやすくなることがあります

工夫をしながら毎日の食事に取り入れましょう。

 

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

 

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