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~栄養士講座~ 「栄養バランスに配慮した食生活をしよう」

2023-05-25

食事はバランスよく食べることが大切といいますが、実際には私たちの健康にどのように関係しているのでしょうか。まず、主食(ごはん、パン、めん類など)・主菜(肉類、魚介類、卵、大豆、大豆製品を主としたおかず)・副菜(野菜、キノコ類、海藻類を主としたおかず)を組み合わせた食事をすると、バランスよく栄養素や食品がとれることが分かっています。

特に、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCの不足が少なくなるといわれています。病気のリスク低下に関係している食事パターンも複数報告されており、野菜類、いも類、果物類、豆類、海藻類、魚介類、乳類をしっかり食べている食事パターンを健康康型食事パターンといいます。これは、記載されている食品の摂取量と頻度が多いほどこの食事パターンに当てはまるということで、ほかの食品を食べなくてもよいということではありません。

分かりやすく、1日の食事バランスが示されているものに「食事バランスガイド」があります。今一度、ご自身やご家族の食事や栄養のバランスが整っているのか、見直してみてください。

 

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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