インフォメーション

~栄養士講座~ 「間食を上手に取り入れましょう」

2023-08-25

間食というと、太るから控えるものというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
間食とは、食事と食事の間に食べるもののことを言います。また、こどもの間食には捕食の意味もあります。「おやつ(お菓子)=間食」ではない、と考えてみると良いですね。
もちろん、おやつやお菓子は心の栄養剤ととらえて、適量を食べるのは構いません。しかし、成長期のこどもは、発育・発達にエネルギーや栄養素が使われるので、1日3食の食事だけでは賄えず、間食(捕食)が必要になることがあります。
部活や塾などで夕食が遅くなりがちな場合は、その前に主食(おにぎり、サンドイッチ、パンなど)を捕食として食べることがおすすめです。主食は主にエネルギー源である炭水化物を補給でき、活動力やパフォーマンスを維持することができます。
また、食事の時に食べられなかった不足している栄養素を補給することも良いでしょう。例えば、食事の時に乳製品が少ないと思ったら、間食にヨーグルトや牛乳を摂ってみる、果物がすくなければバナナやりんごなどを摂ると良いですね。
ただし、間食の量は年齢や性別、活動量などによって個人差があります。気になるという方は、栄養相談をご利用ください。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

中山通信の記事一覧へ