栄養士講座 「栄養バランスのとれた食生活を送るために」
2024-08-25
食生活と健康は深く関係しています。
朝ごはんを食べないと、1回の食事の量が増えて食べすぎてしまうことがあり、肥満や生活習慣病の発症につながることがあります。
規則正しい食生活をするために、次のことを実践してみましょう。
① 朝ごはんを食べる :朝は忙しくて食事の支度をするのが大変、食べる時間がない、朝ごはんよりも寝ていたい、朝ごはんを抜いても大丈夫と思っている人がいるかもしれません。しかし、朝ごはんは1日のエネルギー源になる大切な食事です。寝ている間に低下した体温を、朝ごはんを食べることで上げることが出来る、体内時計のスイッチを入れることが出来るといわれています。
② 食事の栄養バランスを考える :食事を作ったり、選んだりするときに、主食(穀類)、主菜(たんぱく質)、副菜(主に野菜料理)を組み合わせましょう。特に最近では、主食の摂取量が少ない傾向にあります。例えば、1食分のご飯の量8~9歳なら男児150g、女児130gは必要です。減らし過ぎるとエネルギー量が足りなくなることがありますので、何を、どのくらいの量、どんな組み合わせで食べるのかを考えましょう。
組み合わせの参考には、食事バランスガイドなどのツールを使ってみてくださいね。
メイプル薬局管理栄養士 佐野文美