~栄養士講座~ 「朝ごはんの大切さ」
2024-11-07
朝ごはんには役割がいくつかあることを知っていますか。
①空っぽになった頭と体のエネルギー補給
寝ている間に使ったエネルギーと、昼ごはんまで活動に使うエネルギーの補給をしなければなりません。
②体温を上げて、体を目覚めさせます
夜寝ている時の体温は、体温が下がっておやすみモードになっています。起きてから、体温が上がらないままだとぼーっとしてしまいます。朝ごはんを食べると、体の中で熱を作り出すことができ、体温が上がります
③朝ごはんで体内時計をリセット!
朝の光を浴びることに加えて朝ごはんをしっかり食べることで、体内時計のズレが元に戻り、体の調子が整います。
④便通を整える!
朝は、腸が動きやすいといわれています。そのため、朝ごはんを食べることでうんちのリズムを整えることに繋がります。食べ物が胃に入ってくると腸が動き出すので、うんちが出やすくなるのです。
そして、出来れば、成長のために必要な栄養素を十分に摂れるように、バランスよく食べることも考えましょう。
忙しい朝のごはんには、ワンプレートで主食・主菜・副菜がとれるものがお勧めです。主食=ごはん、主菜=肉・魚・卵など、副菜=野菜がそろっていればOKです。しっかり食べて元気に毎日を過ごしましょう。
メイプル薬局管理栄養士 佐野文美