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~栄養士講座~ 「身体活動量を増やそう」

2024-03-25

健康づくりには運動することが欠かせないことは知られていますが、日本におけるガイドラインが2023年に更新されました。健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023といいます。身体を動かす時間が少ないこどもには、何らかの身体活動を少しでも行うことが推奨されています。

身体活動は、体力(全身持久力や筋力)心血管代謝機能骨の健康認知機能メンタルヘルス向上させることと共に肥満を改善する効果があります。

また、座りっぱなしの時間を短くすることが大事とされています。座りすぎは肥満の増加、体力の低下、社会的な行動への不適応、睡眠時間の減少と関係しています。 スクリーンタイム(ゲームやスマホへの使用、テレビなどスクリーンの前で過ごす時間)が長いほど、好ましくないメンタルヘルス、睡眠時間への悪影響を及ぼすことが分かっています。学習以外でスマホ・タブレットなどの画面を見る時間が1日2時間以上の者の割合は、令和4年の調査で小学5年の男子で62%、女子で54%、中学2年の男子で73%、女子で70%でした。余暇のスクリーンタイムが長くならないように、時間を決めて使用することが大切です。

外遊びの時間を作って運動の機械を増やすとよいですね。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

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