インフォメーション

~栄養士講座~ 「野菜を食べよう」

2024-01-25

野菜にはそれぞれ様々な栄養素が含まれています。多種類の野菜の多様な成分が相互に作用しあって、体内で多くの大切な働きをしています。野菜の働きは

●食べすぎを防ぐ…満腹感を得られやすいです

●腸内環境改善…食物繊維が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えたり便秘を防いだりします

●ストレスに対抗する…野菜のカロテン、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化作用が強く、活性酸素を除去します

●血中脂質などの改善…水溶性食物繊維には血糖上昇抑制、コレステロール値や中性脂肪値を低下させる働きがあります

●血圧上昇抑制…野菜に豊富に含まれるカリウムは余分なナトリウムを体外に出して血圧上昇を抑制する効果があります

私たちの体調は、季節の変化に強く影響を受けており、冬には体が冷えて血液

循環が滞ったり、乾燥して空咳が出たり、皮膚がカサカサしたりします。

季節の野菜には、それらの症状を緩和する力を持つものが少なくありません

冬の日本の旬の野菜は、白菜かぶほうれん草ブロッコリー長ネギなどがあります。毎日手軽に食べる習慣が出来ると良いですね。茹でたりスープに入れたりして、取り入れてみてください。

メイプル薬局管理栄養士 佐野文美

中山通信の記事一覧へ