2025.07.25
栄養士講座~栄養士講座~ 「 夏バテの予防について 」
夏バテとは、
体がだるい ・ 食欲がない ・ 疲れやすい
などといった夏の暑さによる体調不良の総称のことです。
私たちの体は、自律神経の働きによって体温を一定に保っていますが、真夏は室内外の温度差を繰り返し感じることで自律神経の働きが乱れてしまいます。
すると、胃腸の疲れや食欲不振などいわゆる「夏バテ」の症状が出てきます。
また、汗をたくさんかいて水分やミネラルの不足が起きることや睡眠不足も、夏バテの原因になるといわれています。
予防するためには・・・ 生活習慣の見直し が大切です
・ 規則正しい生活と適度な運動を心がけましょう
・ 質の良い睡眠を十分にとり、疲れを残さないようにしましょう
・ 栄養バランスの良い食事をしましょう
・ こまめに水分補給をすることも重要です
水分補給は、のどが渇いたと感じる前に、早めに、こまめに摂ることがポイントです。夏はのどごしの良いそうめんや冷たい麺を食べる機会が増えやすく、炭水化物に偏った食事になりやすいです。夏バテ予防のためには、不足しやすい
たんぱく質 ・ ビタミン ・ ミネラル
を積極的に摂るようにしたいですね。肉、魚、卵、大豆製品などの食材とビタミン、ミネラルを含む野菜類を毎食取り入れましょう。
- トマト、モロヘイヤ、枝豆などの夏野菜はビタミンやミネラルを豊富に含んでいますので旬のものを取り入れるのも良いですね。
メイプル薬局管理栄養士 佐野文美