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院長講座「花粉症、ご相談ください」

2021年03月29日

花粉症に悩んでいる方が多いですね。花粉症は、スギやヒノキなどの花粉によるアレルギー性鼻炎、結膜炎などです。春はスギやヒノキの飛散がピークとなります。花粉症の症状を和らげるには花粉との接触を避けることが必要です。花粉症がひどい私は、マスクやゴーグルの他にも天気のチェックも忘れずにしています。花粉が飛散しやすいのは、気温が高く、風が強い日です。反対に、雨の日は花粉の飛散量は少なくなりますが、雨の上がった翌日は2日分の大量の花粉が飛散することがあるので注意しています。

近年、花粉症の低年齢化が言われています。今年のように飛散量がとても多い年では、時に2、3歳の小さいお子さんの花粉症をよくみます。花粉症のお薬も2歳から使えるものも出てきていますので、お子さんが鼻水が出る、鼻が詰まる、よく目をかいているなど花粉症が疑われる症状が気になるようでしたら、ぜひご相談ください。特に屋外に出ると症状が強くなることも花粉症でよくあります。また、黄砂のアレルギーも同じ時期に見られますので、花粉と同じ対処法で乗り切りましょう。

花粉症の治療は、お薬だけでなく、花粉との接触時間を短くする工夫をしましょう。

外から帰ったら早めにお風呂に入って花粉を落としましょう。

こどものクリニック中山医院 院長

新型コロナウイルスワクチンで発症・重症が激減、有効性確認…世界1・8億回のデータ蓄積

2021年02月19日

米英やイスラエルなどでは、日本に先駆けて新型コロナウイルスワクチンの接種が始まっており、実際の接種現場におけるデータが蓄積され始めました。

英統計サイト「アワー・ワールド・イン・データ」によると、世界では2月16日現在、1億8000万回以上のワクチン接種が行われています。

最も接種が進むイスラエルでは、人口923万人の4割超が少なくとも1回の接種を受けていますが、同国の医療組織「クラリット」は2月14日、米ファイザーのワクチンを接種した60万人を未接種の60万人と比べ、発症者が94%減ったと発表しています。重症例も92%減少しており、約4万人が参加したファイザーの臨床試験のワクチン接種で発症者数が95%減少とほぼ同等の結果となっています。

英国でも、優先接種の対象となっている80歳以上で、ワクチンの効果が出始めていると、英オックスフォード大などの研究チームが、2月9日時点で、新型コロナに感染した80歳以上の高齢者の死亡率が、1月上旬に比べ30%以上減ったと報告しています。

この95%という数字は、はしかのワクチンの有効性と同じ程度であり、現在、ワクチンによってはしかがいなくなったことから大きな期待が持てると考えています。

マスクは飛沫とエアロゾルを防ぐ

2020年06月13日

世界で支持されている科学雑誌「NATURE」にサージカルマスクの有用性を検証した論文がありました。

風邪症状のある患者246名に、サージカルマスクを患者自身に付けさせた群と付けなかった群で比較しています。

患者のマスクの付け方の上手下手にかかわらず、サージカルマスクはコロナウイルスを含んだ飛沫とエアゾルを強力に吸着し、インフルエンザウイルスを含んだ飛沫も強力に吸着します。
新型コロナウイルスもコロナウイルスとほぼ同じ構造なので、新型コロナウイルスを含む飛沫やエアゾルはサージカルマスクに強力に吸着すると考えられます。

サージカルマスクの上に吸着した新型コロナウイルスは7日以上、感染能力を保つという香港大学の報告もあり、新型コロナウイルスはサージカルマスクに強力に吸着されて形状を長期に保つと思われますので、使用したマスクは、ビニール袋に入れて捨ててください。

この吸着力によって、サージカルマスクは新型コロナウイルス感染を広げないためにも、自分を感染から守るためにも役立つと思われます。

小児のインフルワクチン接種、1回より2回の方が有効率高い

2020年05月29日

幼児のインフルエンザワクチン接種では、1回接種と2回接種でできる抗体に差はあるものの1回接種で獲得する抗体で予防可能という話もあります。しかし、これまで実際に予防効果に差があるかの検討に関する論文がありませんでしたので、当院でのインフルエンザ予防接種は2回接種を行なってきました。

今回、JAMA pediatricds という論文雑誌の5月4日号に実際の予防効果の検討のされた論文が掲載されました。

2014-15年から2017-18年までのインフルエンザ流行期(4シーズン)に、咳嗽を伴う急性呼吸器疾患のため米国インフルエンザワクチン有効性ネットワーク5施設の外来を受診した生後6カ月から8歳までの小児計7533例を対象に、インフルエンザワクチン接種状況(非接種、1回接種、推奨の2回接種)でのワクチン有効率が検討されました。

3912例(52%)が非接種、2924例(39%)が2回接種、697例(9%)が1回接種でした。実際に予防できた割合は、2回接種51%、1回接種41%でした。低めの予防効果の結果は、対象の65%が5歳未満の児だったことが考えられました。(低年齢ほど予防効果が下がります。)ワクチン接種歴のない生後6カ月から2歳の小児1519例の予防効果は、2回接種が53%、1回接種が23%でより差が見られました。

インフルエンザワクチン接種は、1回接種に比べると2回接種の小児はインフルエンザ陽性になる確率が低いことがわかり、当院では引き続き小児のインフルエンザワクチンは2回接種を続けていきたいと思っています。

みなさんの心の健康に

2020年04月25日

連日、新型コロナウイルスの報道の暗いニュースを耳にしています。

今は、必要なことなのですが、自宅で自粛もわれわれも子供たちも不安定になりがちです。

どのように対処するか、むづかしいところですが、少しでもみなさんの助けになればと、ご紹介したいサイトを教えていただきました。

みなさんとこどもたちの心の健康のためにご参考にしていただければ、幸いです。

 

弘前大学神経精神医学講座からのこころの健康に関するパンフレットの公開です。

http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~psychiat/pdf/kokoronokenkounotameni_pamphlet20200417.pdf

(ファイルサイズが4MBあります。)

情報量が多めですが、イラストも多くて箇条書きなので分かりやすくなっています。

中山 豊明

 

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